今回は、[es]の店舗のコンセプトワークからデザイン・設計、広告などのプロモーション関係をお願いしている、株式会社gooseの高取代表に来てもらいました。よろしく。
こんばんは。今日はよろしくお願いします。
gooseとの出会いって、実は竹の山にお店を出す前に、僕が『隠れ家サロン』をやりたいという話があって…。
そうそう、それでご紹介いただいたんですよね。でも結局それはいろいろな事情で諦めざるをえなくて…それで『竹の山ならどう?』って。
うん。割とすぐ切り替えられるタイプなので(笑)。それで、『隠れ家サロン』の話の時にかなり盛り上がっていたから、今後こそgooseにお願いしようと…取引としてはそれが最初だよね。
振り返ってみると、最初のお話がけっこう楽しかったんですよ。あれがなくていきなり竹の山だったら、今のような関係は築けなかったかもしれない。ちょうど物件も抑えられたし、お互い運が良かった(笑)。
佐藤 陽一
僕が物件を選ぶ決め手って、実は直感。『気持ちいいか、気持ちよくないか』とか『笑っているか、笑ってないか』。そういう意味では、あの物件は…笑ってた。
会社コンセプトでお店を出す以上、『やりたいお店』よりも『売れるお店』にしなければいけない。その辺りのイメージがお互いピッタリ合ったのも、良かったかもしれませんね。
『ベタにオシャレなお店でいこう』って、コメダで言ってたよね(笑)。僕はイメージすることしかできない妄想族なので、それを理解してもらえるのはすごく助かる。
僕らの仕事は、クライアントがイメージしたことをカタチにすること。加えて、そのクライアントとは違う観点から物件を見るようにしています。それがたまたま、違った方向から見ているけど、イメージしていることは一緒ですよね?と。だから、いろんなことがスムーズに決まった。仕事がやりやすかったですね。
一つのものをつくりあげていく時、感覚が同じっていうのは非常に大切だと思う。
どんなオーナーさんも目線の先には当然、お客様を見ています。僕らが大切にしているのは、gooseのお客様であるオーナーさんも見るけれども、その先にいるお客様も見ること。そうすることによって、自然に答えは出るんですよ。佐藤さんの場合は特に、[es]の植田店に初めてお伺いした時に『お客様のことをよく見ている、いいお店だなぁ』と思いました。店内の空気がいいというか…。
第三者の立場の方にそう言ってもらえるのは嬉しいね。さっきの話とも共通するんだけど、スタッフの方向性を揃えるというところにはかなりこだわっているので、それが理由かもしれないね。
それは大事なことですよね。ただ、以前の対談でもおっしゃっていたように(吉見真吾氏の回を参照)、そのポイントが新人にもあるというのが佐藤さんらしいと思います
お店を褒めてもらえるというのは、自分の子供を褒めてもらっているような感じ。僕は、親バカかもしれないけれど[es]のスタッフのことが大好きで(照)…会社のコンセプトからして『スタッフの夢は会社の夢』だから。
なかなか本気で言えないですよ、そんなこと。偽善でいう人はいるかもしれませんが(笑)。
う〜ん、個人的には偽善者でもいいと思うだよね。良かれと思ってやったことで誰か喜ぶ人がいるのなら、それが例え偽善であってもやった方がいい。一番ダメなのは、思ってもやらない人じゃないかなぁ。
なるほど!でもきっと、その原理を理解していない人のことを偽善者っていうんですよ。
そうか。だから『善を偽る』なんだね。
そうですね。それを理解している佐藤さんは偽善じゃないと、僕は思います。
ありがとう。でもそれは受け取り方だからね、僕は偽善者と言われてもいいよ(笑)。
どこまでも佐藤さんらしいですね。その佐藤さんらしさを、お店の方向性として打ち出せるというのが、[es]の良さにもつながっているんだと思います。人を大切にしないとそういう組織はつくれませんから。
『好かれたい』か『好きなる』かって、実は大きな違いがあると思うんだ。スタッフに対して、僕は間違いなく後者。お客様に対してもそうだけど、『好かれよう』と思ってする行動って、限られてくるんだよね。そのスタート地点を間違えないでいてほしい。好きだからイヤなことも言うわけで…。スタッフに対する好きという気持ちは言い換えれば、立派な美容師になってほしいってことなんだけどね。
僕も全く同じですよ。あえて付け加えるとしたら、親方として従業員や外注さんたちを守ってやらなければというのも思っています。それでも、親方ができることなんて知れているんです。 [es]の規模でそれができているところは尊敬します。
いやぁ、ウチもまだまだだよ。もっと大きな人数を束ねている経営者さんはたくさんいるから。規模というところでいえば、[es]は将来300名体制の会社になることを目指しているしね。僕個人というよりも、そうなりたいと言ってくれているスタッフがいるので、それが必然的に会社の目標になっている感じ。
それも『スタッフの夢は会社の夢』ですよね。
もっといえば先日のオープンした大垣店も、スタッフの夢を実現したものだしね。
所詮、一人では何もできないんですよ。人とのつながりほど強いものはないと、常々感じています。
gooseと[es]に共通しているのは、人間がいて初めて成り立つ商売であるということ。他人のイメージをカタチにする仕事だから、人間を大事にしない会社が成長できるはずはないとは思う。
日本の古き良き文化に『礼を尽くす』というのがありますが、どれだけ文化が発達しても当たり前のことを当たり前として、やっていきたいですよね。
まさに[es]でも今、『美容師である前に常識人であれ』というのがテーマなんだ。僕自身もまだまだ未熟だと思うけど、その中でも気づくことはあるわけで…そこの価値観は守りたいね。
店舗にお邪魔した時のスタッフの方の挨拶でも、それは十分わかりますよ(笑)
素直に嬉しい。今日はありがとう。
ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いします。
こちらこそ、よろしく。
高取宏行 プロフィール
建築家でもなく、設計事務所でもなく、工務店でもなく、 デザイナーズ住宅&店舗の企画・設計・デザインを起点に 新しい空間&ライフスタイルづくりから宣伝・広告まで、 プロデュースというカタチで活動している株式会社グース。 その先頭に立つ代表兼プロデューサー。
http://www.gu-s.com
●今回の対談にご協力いただいたお店は・・・
田家
愛知県名古屋市名東区本郷2丁目227−102
*最寄り駅*
本郷駅(愛知県)
*電話番号*
052-773-6042
[ES]Heart of HAIR
植田店
〒468-0051 名古屋市天白区植田1-1502 TEL.0120-932-360 / 052-808-4530
竹の山店
〒470-0131 日進市岩崎町竹の山37-550 TEL.0120-932-361 / 0561-75-5266
[ES]natural hair
大垣店
〒503-0911 大垣市木呂町131-3 TEL.0120-932-363 / 0584-91-8100